ASUS GeForce GTX1050Ti 4GB 搭載ビデオカード レビュー
動画編集やゲームを始めたいけど、予算が限られている…そんなあなたにおすすめなのが、ASUSのGeForce GTX1050Ti搭載ビデオカードです。2016年に発売されたモデルですが、現在でも十分な性能を発揮し、多くのユーザーに支持されています。今回は、このグラボを実際に使用した感想や、メリット・デメリット、競合製品との比較などを徹底的にレビューしていきます。
GTX1050Tiのスペック
まずは、基本的なスペックを見ていきましょう。
- GPU: GeForce GTX1050Ti
- コアクロック: Base 1,290MHz / Boost 1,392MHz
- コア数: 768
- メモリ: GDDR5 4GB
- メモリバス幅: 128bit
- メモリクロック: 7,008MHz
- インターフェース: PCI-Express X16(3.0)
- 出力: DisplayPort×1 / HDMI×1 (HDMI 2.0)/DVI(DVI-D)×1
- 対応: HDCP
- 最大表示解像度: デジタル出力:7680×4320ドット
これらのスペックは、最新のグラボと比較すると見劣りするかもしれませんが、1080p環境でのゲームプレイや、軽い動画編集であれば問題なくこなせる性能を持っています。
実際に使ってみた感想
実際にこのグラボを搭載してゲームをプレイしてみたところ、安定したフレームレートで快適にプレイできました。特に、eスポーツ系のゲームでは、高画質設定でもスムーズに動作し、非常に満足しています。また、動画編集ソフトを使用してみたところ、4K動画の編集は厳しいものの、フルHD動画であれば、ある程度の編集作業を行うことができました。
メリット
- 価格が安い: 現在では非常に安価に入手できるため、予算を抑えたいユーザーに最適です。
- 省電力: 消費電力が少ないため、電源ユニットの容量が小さいPCでも使用できます。
- コンパクト: サイズが小さいため、小型PCケースにも搭載可能です。
- 安定性: 長く市場に出回っているモデルなので、安定性も高いです。
デメリット
- 最新ゲームには不向き: 最新のAAAタイトルを最高画質でプレイするには、性能が不足している場合があります。
- VRAM容量: 4GBのVRAMは、最新ゲームや高解像度のテクスチャを使用する場合には、容量不足になる可能性があります。
競合製品との比較
同じ価格帯のグラボとしては、AMD Radeon RX 570や、NVIDIA GeForce GTX 1650などが挙げられます。Radeon RX 570は、GTX1050Tiよりも若干性能が高いですが、消費電力も大きくなります。GeForce GTX 1650は、GTX1050Tiと同程度の性能ですが、より新しいアーキテクチャを採用しているため、一部のゲームでは有利な場合があります。
しかし、総合的に考えると、価格、省電力性、安定性を考慮すると、GTX1050Tiは依然として魅力的な選択肢と言えるでしょう。
まとめ
ASUS GeForce GTX1050Ti 4GB 搭載ビデオカードは、価格を抑えつつ、ある程度のゲームや動画編集を楽しみたいユーザーにおすすめのグラボです。最新ゲームを最高画質でプレイしたい場合は、より高性能なグラボを検討する必要がありますが、1080p環境でのゲームプレイや、軽い動画編集であれば、十分な性能を発揮します。
もしあなたが、予算を抑えたいけど、ゲームや動画編集を楽しみたいと考えているのであれば、ぜひこのグラボを検討してみてください。
